けんちゃんの病気

突然ですが、けんちゃんが病気になってしまいました。
免疫性の病気で蛋白漏出性腸炎と言う病気です。私の理解では、血液中にあるべき蛋白が腸内に漏れ出し、腸炎を起こすと言う病気です。
つまり、血液中のバランスが崩れるので全体の免疫力が落ち、体も弱るし、雑菌等々の外的要因への耐久性が低下してしまう様です。
具体的症状は、腸炎そのもの。
けんちゃん、今週の始めにフードを食べませんでした。あんなに食いしん坊のけんちゃんが食べないなんて…。去年のクリスマス前にも1回だけあったけど、その後は食べてたし。
おかしいと思いつつ、年齢重ねて大人の知恵がついて拗ねてわざとやってるのかな?年齢重ねて食欲落ちる事もあるのかな?とも思いました。
その後、お腹の調子がいい様な悪い様な。いつもならビオフェル◯ンを与えたり暖かくしてやれば治るのに安定しない。
2、3日してお腹が少し張って来ました。ウンチが溜まっても同じ様になるので病院行くべきかどうか判断出来ませんでした。次の日、明らかに張りが膨張し、叩いても揉んでも内臓感もウンチ感もない。
そこで、土曜の夕方病院に行ってみました。
血液検査と腹部エコーと糞尿検査の結果、免疫性の病気で蛋白漏出性腸炎と判断されました。ダックスやジャックに多いそうです。
体重も6.8キロもあり、お腹の張りは腹水でした。
この日はいつもお世話になっているけんちゃんの事をよく知ってる先生がいらしたので相談も質問もしやすく助かりました。
治療のストーリーとしては、まず、腸炎の炎症を抑えるのと腹水を排出させる事と免疫抑制剤で血液中の蛋白質を増やして免疫バランスを戻す治療を始める。
腸炎が治ってくれれば、免疫だけに絞れるけど、この病気は個体差が激しいので薬を試して行くしかないらしいです。
薬が合ってバランス整って薬無しで普通の生活を送れる場合もあれば、投薬続ける場合もある。
フードが食べれなくなって手作り食になる場合もある。
オヤツも今までの物を食べれる様になる事もあれば、せいぜいササミ少しとジャガイモしか食べれなくなる事もある。
私も動揺してたので、先生がおっしゃった事と違うかも?
当面は投薬とフードだけを摂取する生活。
ステロイドと胃薬、免疫抑制剤抗生物質を出して貰って、その晩からフードも療法食に切り替えました。
この病気は脂肪が良くないのでなるべく脂肪が少ないフードです。
フードを切り替えてダンナに計量お願いしたら、袋に書いてある1日分を1回分と思い込み、まさかの1日分弱を与えてしまうと言う大失態。
薬は残さず食べてくれたので一安心。
お腹を下すんじゃないかと心配しつつ、
次の日、朝は普通に完食。昼に大量のウンチをして最後の方が少し軟便。
腹水の排出も始まって1時間置きにある程度の量のチッコ。
この日は2回目のウンチをしてくれなくて心配してました。
その晩も普通食べました。そして夜9時頃に嘔吐。フードの中に薬が少し混ざってました。色から抗生物質の様でした。
夜10時半頃に2回目のウンチ。ウンチしてくれたので安心して眠りについた夜中の2時頃、けんちゃんが今まで聞いたことない様な声で鳴きました。
サークルの中で爆下痢してました。臭いはほとんど無くて、固形物もあるものの水下痢っぽいウンチでした。
その後もチッコを何度もして、粘液便もしました。
今朝、嘔吐物とウンチを持って病院に行きました。
診て頂いた結果、下痢はやっぱりフードを与えすぎた為、処理出来なかった事によるもの。
嘔吐は抗生物質が合わなかったと思われるので、抗生物質は種類を変えて貰いました。
体重は5.8キロまで減って本来の体重に戻りました。
帰宅後もチッコを沢山して眠ってました。
さっきの雪ん歩の後、家に帰ったら体調が良くなってきたので、
茶太を遊びに誘い、匍匐前進もしました。
今週の金曜日に再診です。その後のスケジュールはまだ分かりませんが、落ち着いてからも2週間に一度の通院となる様です。
まだまだどうなるか分からないし、遠い道のりかもしれません。
今日は自分のメモとしてもこの記事をアップしました。
今後のこのプログも今まで以上に更新出来ないかもしれません。内容も病気の記録になるかもしれません。
自分のペースでアップしていきたいと思います。
写真は分かりにくいけど匍匐前進中のけんちゃんです。