2016.3.22けんちゃんの再診

昨日、けんちゃんの病院に行きました。

出掛ける用意を始めると

自分も一緒だと分かってストレッチで出掛ける準備。(笑)

昨日は昼間はポカポカ陽気だったのでお散歩がてら歩いて行きました。

花粉症の私はもちろん、花粉防止クリーム&スプレー・メガネ・マスク・ツルツル素材のライダースジャケット

本当は帽子もかぶりたいけど、暖かい日はメガネが曇って危ないので断念。

「けんちゃん、コジ〇、行こう!」

けんちゃんナビ、張り切って案内してくれました。


早めに病院着いたので、担当の先生に一番に診て貰えました。

体重は5.5キロ。少し増えてました。

喜ばしい進展です。

「あとは血液検査だね。」

と先生に連れられて採血へ。

今回も先生や看護師さんの言うことをちゃんと聞いて大人しくお利口にしてたらしいです。

血液検査の結果を待つけん茶太と私。

結果は

アルブミンが少し減ってしまいましたが、総蛋白質は変化なし。

両方基準値内でいい傾向です。

GPTは基準値よりが高めですが、これは当日の運動量などに左右される値だそうで、

この程度なら問題ないそうです。

また、けんちゃんの場合GPTが上がったり下がったりしてるので今はそういう傾向が強いとも見れるらしいです。

この値ならステロイドの影響もないでしょうとのことでした。



そこで、ステロイドを更に減らして0.65グラム/キロに減薬。

体重増量の為にフードは8キロ対応の70グラム×2回のままで様子を見る事になりました。

次回も結果がいい方向でステロイドが減薬できると0.5グラム/キロになり、

ステロイドで免疫をまかなえる最低ラインになるそうです。

そのため、次はステロイドを中止して、

免疫抑制剤を減薬して自身の免疫力を上げていく段階になります。

これでバランスを崩さず問題なく免疫力を高めていければ、

薬を飲まなくて済むようになるし、そういう例もあったそうです。

希望が出てきました!


そこで、

免疫抑制剤を飲まなくて済むようになったら

狂犬病ワクチンや混合ワクチンを打てるようになる」

のかを質問しました。

免疫抑制剤を中止して体調も落ち着いて1カ月程度経ったら

狂犬病や混合ワクチンが打てるようになる」

様です。

その際、どっちを優先するかについてのお話も聞けました。


現在、日本では狂犬病予防接種を義務付けているので犬の狂犬病はゼロの様です。

しかし、海外に渡航して向うで犬に噛まれ、狂犬病を発症して亡くなる方が年に何人かはいるそうです。

狂犬病は人から犬へ感染しないけど犬から人への感染は100パーセント。

そして致死率も100パーセント。

大変なとても怖い病気です。

今、問題になっているのが船などで狂犬病を持ったネズミ等が来て上陸し、排泄物などで菌を持ち込むことの様です。

ただし、日本に居る犬は基本的には予防接種が義務付けられているので感染する可能性は低いとのこと。

なので、けんちゃんみたいに予防接種が打てないコに感染する可能性は低いと考えられます。

狂犬病予防接種に関しては医師発行の「猶予書」というのがあり、これを発行して貰って免除出来るそうです。



一方の混合ワクチンの方は義務化されてないので、打ってないワンコもそれなりに居る様です。

私が知ってる範囲でも、体質的に合わず、打つと顔が腫れてしまうワンコや吐き気を催すワンコも居ます。

なので、一概に打つべきとは言えないです。

また、獣医師の中でも色々な見解があって、

私が行ってる病院は「1年に1回」と言う考えですが、

「2〜3年に1回でいい」という考えの先生もいらっしゃいます。

また、シニアになって体力的に厳しい場合は「抗体価検査をしてからその年に打つかどうかを決める」

という考えの先生もいらっしゃいます。

どの考え方も正しいと思います。

私は

「出来るだけ1年に1回打っておきたい、

打っておけば菌があっても感染せず、

他のワンコにうつすこともないから。」

と言う考え方です。



話がそれましたが、けんちゃんのように免疫力が低くなっているワンコにとって怖いのは

「健康であれば問題ない程度ではあるものの

病気の菌を持っているワンコに噛まれたり、排泄物が体内に入ってしまうこと」

なので不特定多数のワンコが集まる場所は避ける様に言われてます。

そして怖いのが

「混合ワクチンで予防される病気の中には常時活動している菌もある」

為、混合ワクチンを接種してないワンコの中には

「菌を保有してても症状が出ずそのまま普通に過ごせる犬も居る」

事です。

言われてみればその通りですが、先生に順序立てて説明して頂いて頭の中が整理できました。

なので、もし、免疫抑制剤を中止できて、体調も落ち着いて注射できるようになったら

混合ワクチンを優先して接種することにしました。



そして、けんちゃんの一番の関心事

「食事」

ですが、

もし、お薬を飲まなくてよくなっても、

大分先まで療法食と時々少しのササミとジャガイモです。

と言うのも、お薬飲まなくてよくなって、

脂のあるものを与えたところ、あっという間に元の状態に戻ってしまったケースがあるからだそうです。



長々と書きましたが、

けんちゃんの体の中はお薬の効果に応えてとっても頑張ってます。

次の病院までにもう少し体重が増えて、結果も良くてまたステロイド減るといいね。

私も過剰な期待はしない様に、少しずつ前進することに希望を持ちたいと思います。



「けんちゃん、偉いぞ!!」

「いつも付き添いで一緒に食事制限の茶太も偉いぞ!!」


オマケ

「歯磨きキライっち!」

「すごく緊張」

「肩に上って歯磨き阻止」

「甘いよ、茶太

と言うことでへそ天で歯磨きしてやりました。(笑)


「大好きな肉球マッサージ」

「おちる」

「おちる」

「おちた」(笑)



「青年?中年?の主張」

朝ん歩後、玄関で待たせてたら・・・

けん「我々は!速やかなご飯対応を要求するものであ〜る!」

茶太「・・・だっち!」

茶太、目が怖いよ・・・。(笑)