2016.5.23けんちゃんの結果

検査から二日後の月曜の朝、先生から電話が掛かってきました。

検査結果が出て、非定型アジソン病だったと。

病気の概要と今後の治療の概要、その結果薬を変えなくてはいけないので夜までに来院して欲しいとの事でした。

アジソン病は副腎の病気で、いわゆるアジソン病は「定型アジソン病」です。

私も勉強不足ですが、副腎と言うのは血液中のミネラルバランスの調整と副腎皮質ホルモンを分泌する臓器であり、

「定型アジソン病」の方はミネラルバランスの調整機能及び副腎皮質ホルモン分泌機能の両方が低下する病気で

けんちゃんがなった「非定型アジソン病」は副腎皮質ホルモンの分泌機能のみ低下する病気です。

すなわち、自分で十分な副腎皮質ホルモンを分泌出来ないことから

免疫力が落ちたり、起きた炎症に対応できず、様々な症状を起こしたりする病気の様です。

けんちゃんの場合、蛋白質漏出性腸炎が病気の症状として出ましたが、

非定型アジソン病によって副腎皮質ホルモンの分泌が低下し、

腸で炎症が起きたときに対応できず蛋白質漏出性腸炎に進行したことが考え得るとの事。

非定型アジソン病は自分で分泌出来ない分の副腎皮質ホルモンをステロイドを投与して補います。

今後はタンパク質漏出性腸炎の治療と非定型アジソン病の最適なステロイド量を確認する検査と治療を行います。


蛋白質漏出性腸炎の方の治療は継続で

この日から免疫抑制剤が大きいカプセルだけになりました。

ステロイドは1.5mgを朝晩。胃薬付き。

これはトータルで増えたことになりますが、蛋白質漏出性腸炎の治療と共に非定型アジソン病の治療を開始した為です。

アルブミンの値を見ながら次は免疫抑制剤は小さいカプセルだけにして行く予定です。

ゆっくり減らして無しにします。

アルブミンの値が安定して落ち着くまでは免疫抑制剤飲むし、フードも療法食です。

落ち着いてきたら普通食を混ぜて切り替えます。そのため、しばらくは他のものはあげれません。


非定型アジソン病の方は、次は脳下垂体から副腎皮質ホルモンを出させるホルモンが出てるかどうかの検査をします。

ホルモンが出てれば、ステロイド投与によってホルモン量が減っていくし、出てなければそのまま。

ホルモンが出てればホルモン分泌量でステロイドが足りてるかどうかがわかり適量が確定されます。

多分、ホルモンは出てるんだと思うとのことでした。しばらくは2週間おきの通院です。

ステロイドさえ足りていれば普通に過ごせます。

急に目に異常が出る角膜なんとかで目の表面が凸凹することがあるらしくこの時はすぐ投与。

ブドウ膜炎の治療との兼ね合いも先生と話をしました。

目薬は今の所微量しか点眼してないので問題ないだろうとの事ですが、眼科の先生のところにも話した方がいいとのことでした。

お出掛けもストレスにならない程度ならいいそうです。季節のいい時のお出掛けからとの事でした。

出掛けると茶太を守ろうと張り切るからその辺気をつけてやって下さいって。

アジソン病の検査とか聞いてあるURLです。自分の記録の為にも貼っておきます。

http://www.aipetclinic.com/blog/?p=651

http://dogwan.jp/information/index.php?%E5%86%85%E5%88%86%E6%B3%8C%E3%83%BB%E4%BB%A3%E8%AC%9D%E7%B3%BB%E3%81%AE%E7%96%BE%E6%82%A3%2F%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%BD%E3%83%B3