ＭＩＳＩＡ♪♪
２／１６に、アップした
「星空のライヴV Just Ballade MISIA with 星空のオーケストラ2010」
に行った記事にも書いたように、
「忘れない日々」で、
肩を震わせて「嗚咽」してしまった私･･･。
（「星空のライヴV Just Ballade MISIA with 星空のオーケストラ2010」はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/kenchan090429/20100216/1266288571）
何故、ＭＩＳＩＡのファンになったかと言うと･･･。
最初は「ダンスナンバー」でガッチリ心を捕まれました。
名曲「つつみ込むように･･･」。
その歌声、楽曲・ＰＶに衝撃を受けました。
当時、Ｈｉｐ Ｈｏｐをちょっと踊っていたりした私。
日本人でも「こんな人」居るんだ〜。
そんな折、
ダンナが大病をしました。
幸いにも、子供の頃から徐々に悪化していたものなので、
突然、最悪の結果を招くようなものではないものでした。
しかし、体の中にずーっとあったモノだけに、
治療は大変なものでした。
その頃、私は、仕事も軌道に乗り、
仕事が楽しく、
趣味の時間も充実し、
「人生の一番楽しい時間」
を過ごしていたのかもしれません。
そんな時に、「ダンナが大病」。
完治するには、手術しかありませんでした。
当たり前ですが、
「リスクの無い手術」
なんてありません。
しかも、手術箇所を考えると
失敗したら･･･
私の人生も、ダンナの人生も、１８０度変わってしまいます。
ダンナ本人は、
「一生、コレにビクビクしながら生きるのはイヤだ。手術をしたい」
と言いました。
私は、正直、
「手術しないで、平穏に暮らせるなら、その方がいい」
と思いました。
でも、「ダンナ自身」が「手術を希望している」のです。
手術を決断せざるを得ませんでした。
そして、手術の日。
１０時間以上に及ぶ手術でした。
手術の後、医師からは
「今回の方法ではどうにも出来ませんでした。
何もせずに、閉じました。」
涙が止まりませんでした。
「もう１回、他の方法でアプローチします。」
と医師が言いました。
「その方法で、大丈夫なんですか！？」
と食ってかかってしまいました。
手術の次の日、
ＩＣＵに会いに行きました。
手術に予定以上の時間がかかったため、
おそらく何度も麻酔を追加されて、
ダンナは意識が朦朧としているようでした。
看護師さんが気を利かせてか、
ダンナのベッドサイドにラジオを置いておいてくれました。
私は、ダンナの手を握りながら泣きました。
その時、ラジオから
ＭＩＳＩＡの「ＢＥＬＩＥＶＥ」が流れてきました。
”愛してる”
それだけで こんなにも強くなる
Ah あなたに伝えたいことばかり
I wanna get you
・・・
I believe
変わりゆく世界でも
I believe
変わらないものがある
・・・
”愛してる”
それだけで 答えになるのなら
Ah 何度も 伝えたいと思った
I wanna get you
勇気付けられました。
気付いたら、泣きながら、手を握って、歌っていました。
（でも、BILIEVEってお別れの歌なんですよね。ホントは。）
それから、毎日、仕事を終えて、一度帰宅して、車でお見舞いに行きました。
ダンナは殆ど眠っていることもありましたが、面会時間ギリギリまで一緒に居ました。
車の中では、
いつも、ＭＩＳＩＡの「ＬＯＶＥ ＩＳ ＴＨＥ ＭＥＳＳＡＧＥ」。
「ＢＥＬＩＥＶＥ」は勿論収録されています。
「ＢＥＬＩＶＥ」と共に、心の支えになってくれたのが、
「忘れない日々」
でした。
なぜ、あんなに 傷ついたことも
今、こんなにこの胸やさしくするの？
・・・
でも
忘れないで 流した涙を
過ぎ行く時の中 きっと思い出して
・・・
忘れないで 二人が見つけた日々を
きっと他の誰かじゃ 出会えなかった日々
この歌も「お別れの歌」なのですが、心の支えになってくれました。
そして、２回目の手術。
今度は成功しました。
手術後、すぐに口が利けるほどに。
ＭＩＳＩＡの歌に支えられて、危機を乗り越えました。
それまでも、ＭＩＳＩＡは大好きでしたが、
もっともっと好きになりました。
ＣＤやライヴでは、
やっぱり大好きな「ダンスナンバー」を期待してしまいますが、
ライヴで
「ＢＥＬＩＥＶＥ」
「忘れない日々」
が歌われると、
あの日々を思い出して、涙が溢れます。
それと共に勇気付けられます。
「あの危機を乗り越えられたんだ。」
「これからも大丈夫。元気になれる。」
って素直に思えます。
これからも、ずーっとＭＩＳＩＡのファンで居たいと思います。
「ＭＩＳＩＡ、
助けてくれて、ありがとう。」
Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵＲ ＭＵＳＩＣ．
