夜のお散歩〜ほろ苦いお散歩〜

kenchan0904292010-03-16

けんちゃん、

一昨日の「雪遊び&ワンワンスキー」と、

昨日の超ロング散歩でお疲れだったのか

今日はとても良いお天気だったのに

一日中寝てました。


ヤツの目が覚めたのは夕方5時半。


6時から夜のお散歩に出ました。

ウキウキで、しっぽフリフリです。


最初に、お向かいのくーちゃんの飼い主さんに会い、甘え、

「超うれち〜」


お散歩をしていたら、後ろから走ってくる犬が!!

「ちょっと年上の頼れる兄貴・マリンちゃん」

でした。



マリンちゃんにしつこい位に

「好きのちゅ」

をし、マリンちゃんママにも

「好きのちゅ」

をし、大満足。


勿論

「匍匐前進」

炸裂です。


その後も、少しダッシュしたり、夜桜を楽しんだり、楽しく散歩を続けました。

「匍匐前進」

を何度したことか・・・。

(夜桜、撮ってみたんですが、何せケータイのカメラの性能が・・・)


そんなお散歩をしていたら、

踏み切りを通る電車を見ている

小さい男の子とお母さんに会いました。

3/12にアップした

「昨日の午後散歩〜人間のお友達「りゅうちゃん」〜」等にも書いたように、

けんちゃんは、子供が大好き。

(「昨日の午後散歩〜人間のお友達「りゅうちゃん」〜」はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/kenchan090429/20100312/1268367947


当然のように、その男の子に寄って行きます。


お母さんに

「ワンちゃん、大丈夫ですか?」

と尋ねると、

「うちの子、乱暴なので」

と言われました。そこで、

「ウチの犬、子供好きなんで大丈夫ですよ。」

「じゃあ、触らせて貰って良いですか?」

「こちらこそ、遊んでやって下さい。」



お母さんは、男の子に、しつこい位に

「叩いちゃダメよ。優しくね。」

と注意していました。



小さい子が力加減が分からなくて、

「撫でてるつもりが叩いてる」

なんてことは当たり前。

どうして、あんなに注意してるんだろう??


すると、その子は、

「本当に叩いた」

のです。


お母さんがビックリ(私もビックリ)して、

「だめでしょ」

と怒っても、全然聞いていません。


お母さんが、けんちゃんのことを可哀想に思って、

撫でてくれました。


けんちゃんは、男の子と遊びたくて、

靴を嗅いだり、手を嗅いだりして、

一生懸命アピールしています。


お母さんにも甘えていました。


すると、その男の子が、いきなり

「けんちゃんの頭を蹴った」

のです。


ビックリ!!


すると、お母さんが謝りながら事情を説明してくれました。


その男の子は、以前は犬が大好きだったそうです。

そんなある日、スーパーの自販機傍に繋がれていたワンコと遊ぼうと

撫でていたら、いきなり手を噛まれてしまったそうです。

歯型が残るほど、強く噛まれたそうです。


それ以降、犬と遊びたいけど、

叩いたり、蹴ったりするようになってしまったそうです。


その子を噛んだ犬の飼い主さんには

「お宅の子供が悪い。ウチの犬は凶暴なんだ。」

と言われたそうです。


心が痛みました。


男の子も犬も悪くないのです。

たまたま、犬の我慢の限界を超えることをしてしまったのでしょう。

飼い主さんも、そういう犬を繋いでおくのはいけないと思わなかったのでしょうか。

飼い主さんの考え方にも悲しくなります。

果たして、お母さん側も、子供に正しい犬との接し方を教えていたのでしょうか。

でも、犬の触り方とか、噛む理由なんて、私も犬を飼い始めて初めて知りました。

普通の人が知っているとは限りませんよね。


一番可哀想なのは、その男の子と噛んでしまったワンコ。


男の子は、動物が怖くなったかもしれません。

けんちゃんを蹴ったのも、「自分の方が強い」ことを示す行動かもしれません。


ワンコだって、人間の子供が怖くなったかもしれません。


お犬様天国日本。


犬とヒトの共存を考えなきゃいけないような気がしました。

ほろ苦いお散歩となりました。


当のけんちゃんは、「蹴られても」懲りずになついてましたが・・・

お○カなの???


家に帰って、着せていたTシャツを見てみると・・・

やっぱり、胸の所に

「まあ〜るいマーク」

が、クッキリ付いていました。



「私には『ほろ苦いお散歩』だったけど、
けんちゃんが楽しかったのなら、いいっか。」