今シーズンのマジスキー(大回り編)

な、な、何と、1月26日と2月15日にアップしたスキーの記事の続きです。



なので、この記事は、

「私自身が習ったことを忘れないように、

自分のために書いたものなので、

超マニアックな内容」

です。



2月15日の記事にも書いた

「溜め」

「フェイスコントロール



今回は、

「溜め」

を重点的に自分で復習している記事です。




先ずは「大回り」

悪いと思いましたが、お手本としてYさんの滑りを見てみました。

これが

「溜め」

です。


溜めをターン前半に十分行う事により、

ターンの円弧の前半も丸いシュプールが描けます。

その代わり、相当に筋力が必要だし、

スピードも出ます。


ここでやっと円弧の中盤の

「落差」

を取ります。

これで回転半径がほぼ決まります。

つまり回転の大きさを決めます。

ターン中盤過ぎたら、

すぐに切り替えの準備。



ターン後半でも外足に乗り過ぎることなく、

両足で荷重。

そのため、板は失速することなく、走る。




つまり、Yさんの滑りの特長は

「円弧がきれいな孤を描いている」

「円弧と円弧が途切れることなく繋がっている」

「板が走ってスピードがある」

という3点が大きく上げられる点です。




この滑りを踏まえて、自分の滑りを解析。

「1本目」


タイミングも遅いが、傾けている角度が全然違う点に注意。

タイミングが遅い上に傾ける角度が浅いため、

すぐに切り替えないとバランスがとれない。

従って、円弧を作ることが出来ず、「し」の形の孤となっている。

「し」の最後の所で、スピードが出過ぎてブレーキング。

ここで、お手本のYさんは板が走っていて、

ターンとターンがスムーズに繋がっている。


内足を倒せないことにより、

「溜め」が作れず、キープも出来ない。

体の傾斜も作れていない。

これ位の緩斜面になると、多少

「溜め」

が出来ている。


これ位の緩斜面なら横に引っ張らずにもう少し下向きでもいいのに。

もう少し内足が開いていれば・・・。

外足と上体の向きはいいのに。



つまり、私とYさんの滑りで一番異なるのが

「切り替えのタイミング」

「内足の開き方」

「体の軸の傾き」

の3点。

一番の課題は

「内足の開き方」

もう少し開かないと、外足や腰をブロックしてしまい、体軸も傾けられないし、

外足のみに頼ることになるため、

円弧の上半分が出来ず、円弧の大きさのコントロールも出来ない。




ここからは、

「フェイスコントロール

について解説。

要するに、

「エッジ→エッジ」

ではなく、

「エッジ→滑走面→エッジ」

での切り替え。

名前の通り、滑走面(フェイス)を用いた切り替え。

願わくば、板が下を向く時に徐々にエッジから滑走面に移り、再度エッジに移ることであるらしい。



この滑りで言えば、板がもう少し下を向き、

エッジ→滑走面→エッジの移動が

落下運動の中で行われることが好ましいと思われる。




続いて

「2本目」


斜滑降部分でのブレーキング要素が見られる。

外足を長く使う意識は出て来ている。

内足を開いて畳んでいないため、内足のトップをあげて方向転換。




2本目は1本目よりは

「溜めの意識」

が高まっているものの、内足の開きが甘いことで、

「溜め」をキープ出来ず、

円弧の上半分を作れず、「し」形状から脱出出来てない。

ただし、1本目よりは◎。




続いて

「3本目」

ここで、もう少し

「溜め」

が欲しい!!

体軸は今までよりも倒れて来ている。


斜度が怖かったのか、ブレーキング。

また「シザース

内足の意識を高めないと。

内足を頑張ったので

板が走り、

「スムーズな切り替え」

成功。

内足に意識が行きすぎた??


最終コマは割といいカンジにおさめられた。



こうやって見てみると、1本目、2本目、3本目と徐々にではあるが、

「内足」への意識が高まって、動きはスムーズになってきている。

やってることは間違えてないので、この動きを自分のモノにするべく、

来シーズンは頑張ろう。



「Yさん、J、いっぱい教えてくれてありがとう!!

来シーズンも、この出来の悪い生徒をよろしくね。」

今シーズンのマジスキー(小回り編)に続く・・・。

いつになるか分からないけど。