犬の名前(その1)

ウチの近所には沢山のワンコが居ます。
お散歩中によく遊んでもらっているワンコ達のお名前を訊くと
カール君」(大親友)「クライスちゃん」(初恋の人)
「マリンちゃん」(少し年上の面倒見の良い兄貴)etc・・・と、
皆さん「洋風」のカッコいいお名前です。
犬を飼っている方がよく目にされている雑誌等に載っているワンコのお名前も
「洋風カッコいい系」若しくは「和風食べ物系」が多いみたいです。


さて、うちの「相棒」「けん」です。
そうです、志村けんさんの 「けん」 です。
英語表記でもカタカナでもなく、
ひらがな「けん」です。
これでも悩んで悩んで付けた名前です。

「ヤツ」がウチに来た時、私の中での名前の第一候補は「ココア」でした。
レッドのスムースミニチュアダックス・・・ミルクたっぷりのココアみたい・・・癒されそう
しかし、家族(ダンナ)に反対されました。
「ココア」なんて可愛いタマじゃないって。
そこで、今度はタオルが好きだから「コットン」、
靴下が好きだから「ソックス」と提案してみるも、
そんな可愛いタマじゃないと却下・・・。
そこで思いついたのが「けん」でした。
以前に阿部寛さん主演のドラマ「結婚できない男」に出演していた
パグ犬のKENちゃんからお名前を貰いました。

ドラマのKENちゃんはすごーく良いコで
「あんなコになって欲しいー!!」
という願いを込めて名前を付けました。

(KENちゃん役のこつぶちゃんです。)


表記についてはダンナが「絶対ひらがな!!」と譲らず、ひらがなに・・・。
KENちゃんのように良いコではないけど、
ウチに来た時から「元気一杯」で、
ケーン」って感じのキレの良いジャンプをしてましたので、
「けん」命名
(その他にも、私達がお互いを呼ぶときの名前と区別しやすい音であること、

「お座り」「待て」などのコマンドと区別しやすい音であることも考慮しました。)


しかし、その後、初心者飼い主は犬の名前がどんなに重要かを知ったのです。


そうです、初心者飼い主は、動物病院やペットホテル、トリミングサロン
(ウチのはトリミング不要、シャンプーのみですが)等の色々な場所で
お犬様が
「飼い主の苗字と犬の名前を組み合わせたフルネーム」
大々的に呼ばれることを知らなかったのです

当たり前と言えば当たり前・・・。
呼び出されているけんちゃんは、まるで人間のようです。

結構、恥ずかしいー!!
でも、付けてしまったものは仕方無い。


本人は覚えやすかったらしく、すぐに名前に反応するようになりましたが、
全然関係ない人間の「けんちゃん」が呼ばれているときも反応しています。
良かったのか悪かったのか・・・


犬の名前(その2)に続く・・・