公園散歩

kenchan0904292010-01-09

昨日、お天気が良かったので
公園にお散歩に行きました。

我が家の周りは比較的緑豊かな場所で、自然を残した大きな公園も結構ありますし、
地域の犬密度(?)が高いせいか、犬が入れる公園もあります。
地主さんのご好意で「憩いの森」として開放されている小さな森なんかもあります。
(ここは残念ながら犬は入れません。ルールですので仕方ありません。)



さて、昨日行った公園は、よく行く公園なのですが、
我が家から1駅半位離れたところにあるため、
徒歩若しくは自転車
(けんちゃんは前カゴ乗りです。法律上は「器物」なので、
道交法はOKなのかな??)で出掛けます。
昨日は自転車で行きました。
けんちゃんは自転車が大好きです
昨日も自転車を出した途端に目がウルウル・・・。
前カゴに乗せて
防犯ネットで飛び出し防止をし、Let's Go!!
スピードが上がると、カゴの縁に前足をかけ「ハコ乗り」です。
すごく楽しいらしいです。



無事、公園に到着。
公園内では、
大好きな落ち葉」を探して「カサカサ」音を立てて
去り行く秋(ってもうとっくに冬ですが)」を楽しみ(?)、
木の根っこの生えてきた小さい草の芽の香りを嗅いで
来る春を楽しみ(?)、
他のワンコのお○っこのチェックもしておりました。
因みに、けんちゃんは2009年の2月生まれなので、
秋の落ち葉を体験するのはこの秋が「犬生初」の出来事でした。
とてもお気に召されたようで、散歩の度に探してます。

(これは別の日の散歩の写真ですが)



私達がいつも遊ぶのは公園の中にある広場です。
結構広い広場なのですが、時間帯によっては誰も居ないので、
伸縮リードを使って一緒に走ったり


落ちている枝を使って「とってこい」遊びをしたりしています。
昨日は、ひなたぼっこをしながら将棋をする方、
小さいお子さんを連れたお母さん達が数人いらっしゃる程度でした。
なので、広場は貸切状態。
一緒に走ったり、「とってこい」遊びをしたりしました。


けんちゃんは犬種的には小さい方ですし、吼えないのでお子様方に人気があります。
けんちゃんの方も赤ちゃん〜お子様が大好きです。
昨日もヨチヨチ歩きの赤ちゃんが「ワンワン」と言いながら遊びに来てくれて、
けんちゃんも嬉しかったらしく指をペロ。
仲良くして貰いました。
微笑ましい・・・

が、お母さんが「けんちゃんの超好みのタイプ」で、お母さんも「好き」とペロ。
エロペットぶりは止まりません・・・



その後、広場に隣接する少し森を残した広場へ。
勿論、落ち葉の絨毯です。
けんちゃん、大興奮!!
胸まで落ち葉に埋まりながら大散策!!
その姿は「落ち葉の中で犬掻き」をしているようでした。
ここでも、お子さん方が遊んでいて
「ななちゃん」という幼稚園前位の女の子が遊んでくれました。
またまた「好みのタイプのお母さん」にも甘えていたことは言うまでもありません。


そんな平和な広場へ異変が起きました。
少し小さめのゴールデン(多分)ちゃんがノーリードで走って来たのです。
後から飼い主さんがのんびり歩いて来ました。
飼い主さんは、外国の方。
どうも、ゴールデンちゃんにボール遊びをさせるためにやってきたようです。
ゴールデンちゃんはテニスボールを2個咥えられる位のコ。
そして、飼い主さんはゴールデンちゃんからボールを受け取り、
投げて「とってこい」遊びを始めました。


私は
「ドッグランではない公園」で
「ノーリード」で
「ゴールデン」が
「ボールでとってこい」
をしているという状況に唖然としてしまいました。


「えっ!これって良いの?ルール的にマズいんじゃないの?」
と思った時に、飼い主さんに話しかけられました。
唖然としていたことと、初対面だったこともあって、
「これって、日本ではマズいんじゃないですか」
とは言えず、普通にお話。


飼い主さんによると、
こういう遊び方をもう10年位やってて、
近くで遊んでいる子供達にもボールを投げて貰って、
皆仲良しになれるのとのこと。

どちらかというと、
「良いこと」
をしてると思っているようです。


「困ったなー」と思いました


確かに、そのゴールデンちゃんはお利口さんで、
飼い主さんの指示をちゃんと守るし、人懐っこい良いコです。


しかし、やはり「大型犬」。
ノーリードで走る姿は、かなりの迫力。



そんな時、事件が起きたのです。


赤ちゃん連れのお母さんが座っていたベンチの空いている所に
ゴールデンちゃんが飛び乗ったのです。

そのお母さんは「犬が怖い」人だったらしく、
悲鳴をあげ、飼い主にどけてくれと言いたいようでしたが、
パニック状態で上手く言えず、飼い主さんに全く伝わっていません。
私も、何とかベンチから降ろそうとしましたが、
「お利口」なので私の指示には従いません。
結局、お母さんは泣きそうな顔で走って逃げて行きました。


さすがに、「これは言わなきゃ」と思った途端、
最初からゴールデンちゃんに「熱視線」を送っていたけんちゃんが、
「一緒に遊んで」とゴールデンちゃんを追いかけ始めてしまいました
(けんちゃんは、大型犬が大好きです。
大きいコは大体優しく遊んでくれるから好きみたいです。)


結局、残っていたななちゃん達のお子様軍団、
ゴールデンちゃん&けんちゃん(伸縮リード付き)の犬チームで
遊んでしまいました。
もう、飼い主さんに何も言えません
同罪です。
再度、言わなきゃと思えるようになった頃には、
「私達、帰ります」
とゴールデンちゃんと飼い主さんは颯爽と帰って行きました。




あの逃げて行ったお母さんにとっては「犬」は本当に怖い存在だったのに・・・
日本では普通の公園でノーリードはマナー違反だって知ってたのに・・・
多分、あの飼い主さんの感覚では「普通の遊び」で
悪いことをしてる気は全く無いって分かったのに・・・
全部の状況が分かっていたのに、
「気弱な日本人」には、
「進言」すら出来ませんでした。
深く深く反省です



そんな私の気持ちも知らず、けんちゃんは帰りに公園の池にかかる橋の上で

と、ご満悦


そして、自転車を見つけ、カゴに乗せると

と申されました。


そこから、ワタクシが自転車を漕ぎおウチにお連れしたところ
お疲れの様で、おやつを食べた後、ぐっすりお昼寝されました