昨日の午後散歩〜人間のお友達「りゅうちゃん」〜

昨日の午後、お散歩に行きました。


とても楽しい&HAPPY&ロングなお散歩だったので、記事にしたいと思います。


家の掃除をしている間、「相手をしてもらえない」と諦めて寝てたけんちゃん。

しかし、掃除の最終手順の「トイレ掃除」を始めると「チャリン」。

お目覚めのようです。


何せ、けんちゃん、

1/18にアップした

「ビビリながら、居眠りしながら、待つ男。けん。」

にも書いたように、

「ヤツ」は私の掃除手順を大体覚えているようです
最後の手順、「トイレ掃除」が終わるまで、
ジーッと待っています。


そして「ヤツ」の中では、
「掃除終了」→「ロング散歩(最低1時間&ダッシュ有り)」
ということになっているらしいのです。
そりゃ、待ちますね。

(「ビビリながら、居眠りしながら、待つ男。けん。」はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/kenchan090429/20100118/1264378215


家の掃除を終えて、お散歩に出発!!

いいお天気で、日差しも暖かいです。

いつものお散歩コース。


いつものビーグルちゃんに久々に会いました。


「遊ぼう」と激しく吠えながらも、しっぽはフリフリなビーグルちゃん。

けんちゃんも、フェンス越しに「ご挨拶」。

2人とも嬉しそうです。



さらに歩いて行くと、

久々に「ろくちゃん」に会いました。

お家の駐車場で日向ぼっこ。

けんちゃん、大興奮。

ろくちゃんは、けんちゃんがお散歩デビューした頃から遊んでもらっているお兄ちゃん。


ろくちゃん、実は「保護されたワンコ」なのです。

幸い、仔犬の頃に保護されて、

今の飼い主さんに引き取られたので、心の傷は少なかったようですが、

最初の頃は、お散歩で会っても、けんちゃんとは遊ぶものの、

私達をとても警戒していました。

飼い主さんですら警戒されていたそうです。

ご飯も、中々飼い主さんの手から食べたりしなかったそうです。

しばらくして久々に会った時には、
「ろくちゃん」、表情が全く変わっていました。

目が生き生きしていて、楽しそう。

けんちゃんと遊んでくれるのは勿論、私達にも甘えてくれました。

その時は、とても嬉しかったです。

その後も、お散歩で会うと、けんちゃんと遊んでくれています。

ろくちゃんは、お父さんとお母さんの犬種が分からないので、

どの位大きくなるのか、どんな病気になりやすいか等、

全く分からないので大変だと飼い主さんはおしゃってました。

でも、飼い主さんは、困ったな〜と言いつつも「笑顔」です。

ろくちゃん、いいおウチに来たね。

因みに、「ろくちゃん」の名前の由来は、「ろくちゃん」が真っ黒なワンコなので、

ひっくり返して「ろく」だそうです。


そんなろくちゃんとけんちゃん、フェンス越しに仲良くご挨拶。

けんちゃんは、勿論

「匍匐前進」

です。

2人とも嬉しそうです。



続いて、いつもの公園へ。

公園のベンチに

マルチーズちゃんと

飼い主のおばあちゃんが座っていました。


けんちゃんは、勿論、マルチーズちゃんに「遊ぼう」と突進

マルチーズちゃんのお名前は「ちいちゃん」。

ちいちゃんもけんちゃんと「遊ぼう」と挨拶してくれました。

そうやってしばらく、2人で遊んでいました。

けんちゃんは、勿論

「匍匐前進」

です。

飼い主さんのおばあちゃんも「匍匐前進」を見て笑っていました。

「嬉しい時にするんですよ」

といつもの説明。


ところが、けんちゃん、突然、飼い主さんに「おねだり」。

???

普段、そんなことしないのに。どうして??

飼い主さんが、

「ちいちゃん」のために「ドッグフード」を少し持って来ていたのです。

「あげてもいいかしら?」

「本当にすみません。」

おばあちゃん、私に10粒程、渡してくれました。

私は、けんちゃんに1粒あげました。

すると、けんちゃんは、

「私ではいっぱい貰えないこと」

にあっと言う間に気付き、おばあちゃんにおねだりしまくり。

どんどん食べてしまいます。


「ちいちゃん」、実は11歳。

最近、家ではご飯を食べないけど、外だと食べることがあるので、

飼い主さんは、お散歩中に少しずつ食べさせるために持って来ていたのです。

しかも、心臓が悪いので、あまり興奮させない方が良いようです。

ドッグフードは勿論「心臓の弱いコ用の療法食」。

療法食って、高価です。


なのに、けんちゃん・・・。

「ちいちゃんの大事なご飯をどんどん食べ」

しかも

「ちいちゃんを興奮させることばかりして」

全くダメダメな犬です。


けんちゃんがおばあちゃんからドッグフードを貰っている間に、

私が

「ちいちゃんも食べようね」

とちいちゃんにあげようとしていたら、

横から「長い鼻がにゅん」と侵入。

侵入してきたのは、勿論、けんちゃん。


結局、ちいちゃんが全く食べなかったので、

けんちゃんが「全部平らげました」。

恥ずかし〜。

飼い主さんに平謝りです。


飼い主さんは

「元気があるのは、良い事だから、気にしないでね。」

って言ってくれたけど・・・。


けんちゃん、「どれだけ食い意地張ってんの??」

それとも、「そんなにいつもひもじいの??」

ちゃんと、ご飯もあげてるし、おやつだってちょっとはあげてるじゃん。

複雑な気持ちです・・・。



そして、「今回の主役『りゅうちゃん』」登場!!

けんちゃん、小さい男の子を見つけてロックオン。

けんちゃん、赤ちゃん〜小さい子が大好きです。

すると、お母さんがけんちゃんの熱視線に気付いて、

「ワンちゃんが居るよ。」

と男の子に言いました。

男の子は、満面の笑顔で、けんちゃんに向かって突進して来ました。

「ワンワン」

と言いながら、けんちゃんの周りを走り回り、大興奮。

けんちゃんも、そんなアクションされて、「遊ぼう」と言われていると思い、大興奮。

勝手に2人で遊び出しました。


男の子の名前は「りゅうちゃん」、3歳になったばかりで、今度の春から幼稚園さん。

将来イケメンになりそうな「サラサラヘアの可愛い男の子」です。

念のため、お母さんに

「ワンちゃん、好きなんですか?」

「ええ、小さい頃からラブラドールとかも全然平気で、大好きなんですよ。」

と、お母さん。

じゃあ、遊ばせても大丈夫。

けんちゃん、勿論、お母さんへの「好き」も忘れません。

エロペットです。

りゅうちゃんと遊んでいる間、けんちゃんは、

「匍匐前進」

を何回もしていました。

お母さん、大爆笑。

「嬉しい時にするんですよ」

といつもの説明。


しばらく遊んで、お母さんが

「りゅうちゃん、帰ろうね」

と言っても、

「まだ遊ぶ〜!!」

と、全く諦める気配がありません

「じゃあ、けんちゃんと、ちょっとだけ一緒に走ろうか?」

お母さんの了解を取って、一緒に少し走りました。

りゅうちゃんもけんちゃんも楽しそう。

りゅうちゃん、けんちゃんを撫でたりして可愛がってくれます。

と言っても、3歳になったばかりなので、上手く撫でれず、ちょっと叩き気味。

けんちゃん、このアクションには、仔犬の頃から「全然怒らない」んですよね〜。


再度、お母さんが、

「りゅうちゃん、もうそろそろ帰ろうね。」

と言っても、

「まだ遊ぶ〜!!」

全く諦める様子ナシです。

お散歩ついでなので、

「もし、よろしければお家の近くまでお送りしましょうか?」

と言うと、

「え、でも、方向が変わるのでご迷惑なんじゃ?」

「どうせ、お散歩ついでですから」

「ウチ、線路の方なんですけど、良いですか?」

「いつものお散歩コースなので、全然良いですよ。」

とお母さんと私の間で話がまとまり、

近くまで一緒に行くことにしました。


「りゅうちゃん、けんちゃんのリード、持ってみる?」

「うん。」

私が持った上で、りゅうちゃんに持って貰いました。

りゅうちゃん、ちょっと緊張。

でも、すぐに「笑顔」。楽しそうです。

途中でけんちゃんが匂い嗅ぎのために止まりました。

「りゅうちゃん、『けんちゃん、行こう』って言うと来るよ。」

と教えてあげました。

「けんちゃん、いこう」

とりゅうちゃんが一生懸命大きな声で指示すると、

けんちゃん、ちゃんと着いて来ました。

りゅうちゃん、「誇らし気」な笑顔。


お母さんも、気さくで社交的な方で、世間話しながら、楽しくお散歩。

りゅうちゃんが寄り道すれば、けんちゃんも着いて行きます。

最後の方は、りゅうちゃんが寄り道している間、

けんちゃんは自主的にりゅうちゃんを待って、

りゅうちゃんが戻って来たら、一緒に歩き出すという

仲良しぶり。

そんな楽しいお散歩はあっという間に終わり、お別れの時間が

「まだ、遊ぶ〜!!」

とりゅうちゃん。

りゅうちゃんに着いていこうとするけんちゃん。

すっかり「お友達」です。

そこで、お母さんと相談の結果、

「りゅうちゃん、けんちゃんもおウチでお昼寝するから、りゅうちゃんもお昼寝しようね。」

と納得させ、別れました。

ご近所なので、きっと、また一緒に遊べます。


さらに家に向かうために歩いていると

後ろから小学生高学年の女の子が近づいて来ました。

けんちゃん、小学生中学年以上はちょっと怖いらしいのですが、

その女の子に「大接近」。

なるほど、「好みのタイプ」でした。

「ごめんなさい。」

と私。

すると、その子は

「おばあちゃんの家にミニチュアダックスが居るんです」

と言って、けんちゃんを撫でてくれました。

けんちゃん、

「超うれち〜」


そして、やっと家の近くまで着た所で、
(この時点で1時間半のお散歩してました)

けんちゃん、前方を「凝視」。

「あれ?カール君かなぁ?」

けんちゃん、急ぎ足で歩き出しました。

車が来たので、通過待ちをしている間に、カール君の姿が見えなくなりました。

ところが、けんちゃん、車が通り過ぎた後、猛ダッシュ

勝手に道を曲がり、「大親友・カール君」に追い付きました。

大親友・カール君」も、満面の笑みで待っててくれました。

カール君の飼い主さんも、

カール君が「急に動かなくなったのでどうしたんだろう」と思っていたそうです。


久々の再会。


挨拶もそこそこに

総合格闘技的遊び」が開始。

(「総合格闘技的遊び」の様子はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/kenchan090429/20100123/1264379314

けんちゃん、他のワンコと遊ぶ時、ここまで激しく遊ぶことはありません。

カール君だと遠慮せず、「総合格闘技」を堪能しています。

2人共、「野生むき出しの顔」で遊んでいます。

でも、よく見ていると、全てのアクションが「寸止め」。

傍から見たら、凄い光景だと思いますが、ケンカじゃなくて「遊び」なんです。

結構長い間遊んでも、2人は全く止める気配無し。

仕方ないので、飼い主さんに、

「少し、お散歩ご一緒しても良いですか?」

と聞くと、

「ええ、勿論」

しばらく一緒にお散歩。

一緒に歩いてて、どっちかが先に行くと、

相手が「着いてきてるか」をお互いに確認しながら歩いています。

本当に、お互い好きなんだね。


飼い主さんと話していて、

カール君のお誕生日が2月27日」

だってことが分かりました。

けんちゃんは2月2日。

1ヶ月も違わないお友達。

だから、お互い遠慮しないで「総合格闘的遊び」が出来るんですね。


そうそう、最近ではいつもカール君に背中から押し倒されるけんちゃん。

お互い後ろ足で立つと同じくらいの高さですが、

リーチの長さが短すぎるけんちゃん、

カール君の前足はけんちゃんの胴体まで届いているものの、

けんちゃんの前足はカール君の前足の関節までしか届いていません。

しかも、カール君の方が、全然重い。

従って、けんちゃんは後ろ足を支点に背中から押し倒されます。


ところが、この日、

けんちゃん、偶然にも「胴体の長さを利用した新技」を発見。

4本の足で立っているカール君の両肩に前足をかけ、

頭をカール君の頭の上に乗せ、

力技で、カール君を「伏せ」の状態まで持って行きました。

でも、この「新技」、あっと言う間に破られそうです。


そんな楽しい散歩も、お別れ地点に到着。

お互いに「離れたくない」らしく、

けんちゃんは後ろ足だけで立って、カール君の方をじーっと見ています。

一方、カール君は4本の足で踏ん張るものの、

飼い主さんに引きずられ、

体全体で平行四辺形を保ったまま、斜めに移動。


この「カール君の斜め移動」。

何度見ても笑えます。


けんちゃん、名残惜しいとは思うけど、また遊べるよ。


やっと、帰宅。

まだ、誰か(犬でも人でもいいんです)と遊ぼうと待ち構えているけんちゃん。

来ました。何回か遊んでもらっているフレンチブルちゃん。

しっかり遊んで貰いました。

けんちゃんの執念って怖い・・・。


そんなこんなで2時間の散歩でした。

楽しかったし、

「りゅうちゃん」っていう人間のお友達が出来て、HAPPYだったけど、

ロング過ぎです。


今日のお散歩で着ていたTシャツ・・・。

やっぱり、

おなじみの、「胸の所に大きなまあるいマ〜ク」が。

しかも、今日は、真っ黒で、毛羽立ちも相当なものでした。

相当、楽しかったご様子です。


「けんちゃん、
今日も『花粉』が治まった頃に
お散歩行こうね。」