検定応援&撮影記

kenchan0904292010-03-18

3/16にアップした

「明日は応援&撮影!!頑張るぞ!!!」

にも書いたように

昨日、


「Yさんのテクニカル検定の応援&撮影」


に行って来ました!!

(「明日は応援&撮影!!頑張るぞ!!!」はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/kenchan090429/20100316/1268729020


結果は、テクニカル・クラウン共に、


残念ながら合格者がゼロという結果でした。


Yさんも残念でした。


しかし、さすが、Yさん。


大事件を起こしてくれました。


と言うより、この事件が残念な結果の主原因と思われます。


朝、ゲレンデに到着して、私は更衣室でストレッチ&着替えをしていました。


すると、Yさんから電話が。


「スキーブーツを家に忘れてきた」と言っているみたいなのです。


というより、Yさんはちゃんとハッキリ「忘れてきた」と言っているのに、


何を言ってるのか理解出来ず、しばらく考えました。


何度も言葉が頭の中でグルグル回って、やっと理解出来ました。


「ええっ!?本当ですか!?」


「はい、やっちゃいました。」


何とも呑気な返事。


北海道出身の人はスケールが違うのか、

スキーが上手すぎて、人間出来過ぎてて、スケールがでかいのか、

天然なのか???



私の中でグルグル思考がめぐって、

「とにかく、ブーツをレンタルすること考えましょう。

エキスパートレンタルがあるかもしれないし。」



「そうですねぇ。」


とりあえず、私のブーツも試してもらいましたが、さすがに無理。

レンタルに頼るしかないという結論に。


彼が持ってきたものは、

スキー

ストック

ウエア

だけ。


幸いにも、車の中にグローブが落ちていました。


他に足りないのは、


ゴーグルと帽子。


ゴーグルは私が予備を持っていたので「私レンタル」。

帽子は、私好みのを買って貰って、後で買取りしました。

(彼の方が全然似合ってるってとこが悲しいけど・・・。)


レンタルショップのオープンと同時に、ブーツをレンタル。


Yさんは、子供のときからばりばりのレーサーだったので、

人生初のレンタルでした。

レンタルに免許証か保険証が必要なことも知りませんでした。


彼も不安だったらしく、一緒にお店に来てくれるよう頼まれました。

そこからはレンタル経験のある私が、

「オバハンパワ〜炸裂」

で、

「長靴メンズブーツ」

を出してきたショップの人に、もう1種類の方を見せてくれるように頼みました。

そっちはレディースでしたが、

長靴メンズブーツよりは、

「足首の自由が利きそうだったし、何といってもパワーバンドがある」

ので、マシと思われました。



そんな「超初心者用ブーツ」で臨んだ検定。


検定前のアップでは、不甲斐ないブーツに悪戦苦闘していました。

滑りを見てみると、板はちゃんときれいに正しく回って来ているのに、

板の上の足が何故かプルプル震えていました。


初心者用のブーツなので、とてもじゃないけど、彼の運動に耐えられないのです。


でも、何となく慣れてきた風で、検定に突入。


私も頑張って「応援&撮影」。


撮影したものは、ご本人の許可なく見せることはイケナイと思うので、

感想だけでレポートします。


<1種目め・ナチュラル大回り>

他の受検生とは、ターンの質が全然違いました。

割と横長に引っ張る人が多い中、縦へ長く落ちる大きな弧で、

グングンスピード上げて迫って来てました。



<2種目め・ナチュラル小回り>

速い。

とにかく速い。

ブーツの戻りが無いので、反発力を使えず、少し辛そうでした。



<3種目め・フリー滑走>

ちょっと疲れたのか、ブーツに参っているのか、

いつもよりオーラが出てませんでした。

雪質も悪く、失速してしまい、途中でちょっと諦めモードになっていたそうです。



<4種目め・不整地大回り>

真ん中に小回り用ラインがあるバーンでの大回り。

コース取りが難しかったと思います。

でも、そつなくこなしていました。



<5種目め・不整地小回り>

何か吹っ切れたのか、すごい勢いで元気に滑っていました。

郡を抜いた滑りでした。

ブーツが自分のブーツならクラウン受検生と互角です。



そんなこんなで検定が終わって、発表。


さすがのYさんも落ち着きません。


結果を見て、点数に今一つ納得が行かない様子。

それでも、12人中3位なんですが・・・。

レンタルブーツでその成績って・・・。

どんだけ凄いんじゃい!?


点数に納得がいっていない彼に

「受検生少ないから、

個人的にワンポイントアドバイス貰った方が絶対良いです。」

と、ついオバハン発言。


ちょっと消極的になっているYさんを無理矢理押し出し、

ジャッジの先生2人にコメントを貰いました。


2人共、彼に注目していたようです。

合格点が出てた種目と、

後少しの種目とその対策までアドバイスして貰えました。


その対策のアドバイスは、私にはハイレベル過ぎましたが、

種目で求められていた傾向が分かり、勉強になりました。




発表後、Yさんにマンツーマンレッスンをして貰いました。

その記事はまた後日に。

でも、自分が忘れないための記事なので「超マニアック」になると思います。



「Yさん、本当にお疲れ様でした。

来年は、きっと合格しますね。」