けんちゃん、ごめんね
昨日のことがあって、今日は最悪な日だった。
妹に相談したものの、
「強くならなきゃダメだよ」
と言われ続けた。
そして、
「諦めることも大切だ」
とも言われた。
私は
「結婚しているのなら、
仲良くしたい、理解できるように努力したい」
とずーっと思ってきた。
彼が仕事に行った後、
彼なりに私への言動をどう考えているのかを問うメールを送った。
彼からの返事は、ない。
考える時間が無かったのか、
考えたくないのか、
嵐が去るのを待っているのか、
「結婚」というものに興味があまり無いのか。
彼は今日、早く帰宅して、
けんちゃんの散歩に行った。
私は、けんちゃんの部屋の掃除をしながら、
無性に腹が立って、
ベランダから1階の駐車場に停めてある
彼の車に、ペットボトルの水をバシャバシャかけた。
彼が大切にしているものを壊したかったけど、
壊すわけにもいかないので、
ひたすら水をかけた。
そこへ、けんちゃんと彼が戻ってきた。
開口一番
「けんちゃんが怖がってるから
やめろ!!」
・・・・・・・・
確かにけんちゃんを怖がらせたのはいけないことだと思うし、
謝らなくてはいけないことだ。
その後、彼から
「何故、あんなことをしたのか」
問われることはなかった。
私が何をどう思おうと、
関係ないのだ。
彼には。
もう、諦めよう。
けんちゃん、本当にごめんね。