リアルタイムブログ

いつもいつも、

ずーいぶん前に起きたことや、どうでもいいことを

本人すら忘れた頃にアップしているこのブログ。

今回は珍しく「相当リアルタイムなブログ」にしたいと思います。



1/26にアップした

「マジスキー in 2011シーズン (お楽しみ編)」

でマジスキーに盛り上がり、

その勢いを多少保ったままで、

この間の日曜日にワンワンスキーに行き、そこでこそ練してた私。

(ワンワンスキーは後日アップします。いつのことになるやら・・・)

何かが掴めたんです。

きっと、JやYさんが言わんとしている感覚がこれなんだ!!って。

そんな意気揚々だった私。

この3連休は11日、昨日、一人で川場でコブ練とこそ練するつもりでした。

しかし、その計画は無残にも壊れました。



ことの発端は、

2月4日。夜中に38.5℃以上の発熱。

冷やしても薬飲んでも下がりません。

2時間おき位に息苦しくて目が覚め、

これはおかしいと思って、その度に体温を測っていたので確かです。

翌日、近所の比較的大きい病院に行きました。

時節柄、インフルエンザではないかと考えたためです。

受付で発熱の話をしたものの、病院の体温計では37℃程度。

インフルエンザの検査はして貰いました。

結果は陰性。

医師は、検査キットを持って

「この『CP』のところにマークが出ているので検査は成功です。

インフルエンザではありませんね。」

と説明しました。

その他の私の症状と言えば、のどの痛みと発熱による嘔吐感や発熱時の節々の痛み。

医師は

「風邪による急性胃炎でしょう」

と吐き気止めが入った点滴と胃炎の薬を処方しました。




その日は何となく調子も良くなり、

次の日に先程書いたワンワンスキーに急遽行くことも出来ました。



ところがです。

次の週、月曜日からどうも調子が悪い。

スキーで疲れたのかなと思っていました。

月曜日の夜から喉に激しい痛みが出て来ました。

私は元々喉が弱いのであまり気にして居なかったのですが、

火曜日には咳が止まらず、声も出なくなりました。

そして、やはり38.5℃以上の高熱。

夜はうなされたり、無意識の独り言を何度も言ったり、

幻覚なのか夢なのか分からないものを見たりと辛い思いをしました。



水曜日に再度来院。

今度の医師もインフルの再検査を指示しました。

でも、結果は陰性。

症状についても数値を聞くだけで、

人間としての感触や感覚については全く質問もせず、

胸の音だけ聞いて、肺炎の疑いもあるからと胸のレントゲンを撮りました。

胸にも異常は無く、

解熱鎮痛剤・消炎剤・一般的な風邪薬と胃薬・抗生物質・咳止めが処方されました。




そしてこれを服用しても全く良くなりません。

もう体力と我慢の限界が来て、昨日、再度来院しました。

この医師が一番ひどかった。

同じ女性なので悪口は避けたいけど、

場末のスナックから出て来たのかと思わせる風貌。

患者の話なんか全く興味ナシな態度。

それでも仕方が無いので、経過を説明。

ろくろく話も聞かず、

結局、また吐き気止め入りの点滴と投薬。

「とりあえず、これやっときゃ問題ないわ」

と言わんばかりの処方。




自分の中で

「絶対、これはただの風邪なんかじゃない」

と本能が叫んでいました。




それほどに、寒気はひどいし、節々の痛みも半端じゃない。

倦怠感もひどく、座っていることすら、つらい。

少し眠って、目が覚めて

「何かがおかしい」

と体温を測ると

「39.7℃」

初めて見ました。こんな値。

ダンナに見せても不審顔。

電池交換して再度測定。

「39.6℃」

何度測っても39℃代後半。




さすがにダンナも救急外来へ行こうと連れて行ってくれました。

そこは高度救命も持っているかなり大きな病院で、

救急外来も評判がいいらしく、何回か行った時も混んでたところです。




担当の若い先生に事情を説明しました。

きっとまだまだ下っ端の先生だけど、朴訥とした優しい感じの先生でした。

先生は症状の他にも私の生活習慣や持病・妊娠の有無なども丁寧に尋ね、

(前の病院はそれすら無かった)

聴診器だけでなく、昔ながらの触診や指を使った神経のテスト等々行って、

色々な可能性を考えているようでした。

先生の中で大体の結論が出たようでした。




「疑似陰性というのがあるんです。」

「検査キットの精度や患者さんのサンプルとの相性で

『陽性』なのに『陰性』と表示されてしまうケースがあります。」

「なので、再検査させて貰えますか?」




勿論、再検査して貰いました。

その他に肺炎の恐れを考慮して胸のレントゲン、

血液検査。

(そう言えば、前の病院は血液検査すらしなかった!)

先生は私を触診した時にかなり高熱だと感じていたらしく、

ずーっとゆっくり一緒に回ってくれました。




その結果、

「A型インフルエンザ陽性」

伝えてくれたのは、先程の先生の指導医なのでしょうか、

少し年上のイケメン先生でした。

ちょっとテンション上がっちゃったけど。

やはり、

「疑似陰性だったんだと思います」

と言われました。

胸には異常は今のところ無いけど、

肺炎に進行する可能性があるので、

おかしいと思ったら必ず受診して下さいとのアドバイス付き。




インフルエンザと判ったので、

インフルエンザ用の薬の処方と熱がかなり高いので解熱剤。

後は、前の病院で処方されたもので

現状、役に立ちそうな薬のアドバイスまでしてくれました。




どっちがいい病院だと思います?

勿論、救急外来の方ですよね。

どっちの先生が医師としてあるべき姿だと思います?

勿論、朴訥先生とイケメン先生ですよね。

国の方針だかなんだかで患者を分散させるべく、

先ずは小さい病院へ行くように指導しているそうですね。

確かに小さな病院でいい先生・いい病院は沢山あります。

でも、今回みたいなミスがあると、ちょっと怖くなります。

最低限のミスはしない病院ばかりならいいですけどね。





話が逸れたけど、謎の発熱の理由がハッキリして安心はしました。

でも、最初の病院に対して腹が立って仕方ありません。

そりゃ、検査キットに100%の精度を求めるのは酷かもしれない。

(命を預かる基準になるキットなので、100%必要だとは思うけど。)

しかしながら、患者自身がおかしいと訴え、

自らお金も時間もかけて再検査を希望しており、

自らが処方した投薬で全く改善が見られていないのに、

病院側が全く

「疑似陰性」

を考慮しないなんて。




もし、最初の検査でちゃんと陽性だって判っていたら、

既に完治して、この3連休はさぞかし楽しい3連休だったでしょうね〜。




調べたところによると、

インフルエンザの発熱は成人で平均3〜7日続くそうです。

つまり、私は、最初の検査で検出されなかったため、

1週間丸々発熱を味わい、自己治癒をする羽目になったというわけです。

2回目の検査で「疑似陰性」の可能性を少しでも考えてくれていたなら、

発熱の苦しみと自己治癒はその半分で済みました。

インフルエンザと言ってもそうそうバカに出来た病気では無く、

ご高齢の方や小さいお子さんにとっては命に係ることもあるそうです。



「人間のいざという時の本能、

まだまだ捨てたものじゃありません!」

自分の感覚を貫いて良かった。


「もし、検査結果に納得が行かない時は、

他の病院でお願いすることをお勧めします。」

いわゆる、セカンド・オピニオンですもんね。


今回はかなりキレ気味で厳しい内容ですみませんでした。