2010年年末スキー旅行(マジスキー編)

今まで、

「2010年年末スキー旅行(その1)〜(その7)」

とめいっぱい引っ張って書いて来ましたが、

やっと、

「マジなスキー編」

に突入することが出来ました。




なので、この記事は、

「私自身が習ったことを忘れないように、

自分のために書いたものなので、

超マニアックな内容」

です。





本来なら、初プライベートスキーの前に講習を受けて、

その内容を復習しながら自分のモノにしていくというのが

望ましいシーズンインの形だとは思うのですが、

今シーズンも早期の講習を受けることが出来ませんでした。




そこで、

「去年の内容の復習」

を念頭に置いて滑ることとしました。



去年の記事にも書いたように、去年の大きなポイントは

「内足始動」

次いで、「内足始動」の後の

「斜滑降時の加圧」



先ずはこの2つのポイントに着目して

初滑りの日の滑りを分析。

これらの結果を見ると、

「内足始動」

をしてはいるものの、

「内足を外側に十分に畳めていないことから、

ターンが中々始まらない」

という現象が多くみられると考える。

外足は意外にも素直に稼働。

ヘッドムービングも悪くない。

右手の遅れは癖だ。




同じ課題で初日の2本目を解析。

慣れて来たのか、内足を外側に倒す意識が出て来ている。

また体の重心を左右の板の真中に置こうとする意識が出て来ている。




次のステップは、

「ターンの谷回りを長く取って、更に早く滑る」

ことだが、


去年の私には、前後動が見えないという課題もあった。

具体的には上半身を柔らかく使って

そのバネ前後動を引き出すのが良いと思われたので、

その方法を取り入れてみた。


前後動と言われると胸を中心に押し出してしまいがちだが、

腰から押し出すイメージを持つことで

画像的にも先程のものより前後動のある滑りを行っていると思う。




つまり、第1段階のポイントは、

「内足曲げて」「外足伸ばす」「投げ出す」「丁寧に滑る」


個人的な分析の結果は内足始動後の内足の畳み具合と

前後動をどれだけ確実に行えるかで大分改良されるように思った。




続いて、去年、Yさんから教えて貰ったバリエーショントレーニングを思い出してトレーニング。

1.お尻に手を当ててお尻を上げるようにして滑る。

  (感触的にはかかとで「ツルツル」と滑っているカンジ)


2.そのまま「体を内側に倒す」

  (倒せば倒すほど安定感が出て来ます。)


3.腕を前に出して「ハンドル」操作

  (上体を上手く使えるような気がします。)


4.谷足を伸ばすことのみを意識してターン。  

  板が回るのを待って、決して自分から回さない。

  (感覚的にはすごーく待っているカンジです。)

  後は斜滑降。


5.斜滑降の時に板に真直ぐ素直に乗る。

  つまり、膝を曲げて、加速する。


6.内足始動の時、足裏を使って内膝を徐々に開く。


7.外足の板の撓みからの反発で板が戻って来るので、それも併せて加速要素にする。


これらを踏まえたトレーニングを行った次の日の2日目の滑りの解説。



この「ため」は次回のマジスキーでも復習します。

この「ため」でさっき書いた谷周りを長く取る動作を行います。

やっぱり内足の開きがもうちょっと欲しい。

板を横に向けたがる癖が出ている。

これは上の6の要素をやろうとしている。

やっとゆっくり足裏を返して膝を開けるようになってきた。

「フェイスコントロール」についてはまた後日書きます。

大分、

「内足の足裏をゆっくり返して膝を開くこと」

が身について来たようだ。

大分形もシャープになってきた。




更にもう1本を解説。

先程と同じ。

一連の動作は身について来てはいるものの、

やはり

「内足始動の時、外に倒す」

「内足の畳み方が少ない」

という欠点が目立つ。



「この辺が今後の課題になると思う。」