小金井公園ミニミニパーチー第2弾!!〜裏面

ドッグラン。

ワンコ達が自由に走ったり、遊んだり出来る公共の場所です。

特に小金井公園のドッグランはボランティアの皆さんの力で運営されている素晴らしい場所です。

しかしながら、公園ということもあって、登録さえすれば誰でも利用できます。

私設のものであれば監視スタッフも居るのでしょうが、

公園ですからそういうスタッフも居ません。

そのため、登録時には利用上の注意が書かれた書類が渡されます。

なお、この書面は公園HPにも掲載されています。

その書面の一部抜粋です。

「3.飼い主はドッグランから離れることなく、常に犬を制御できる状態で利用してください。」

「*犬が興奮状態になった場合は、リードをつけ外に連れ出すなどし、落ち着かせてください。」



さて、この日のドッグラン。

パピーと思しき大型犬や中型犬がやってきました。

確かに私達が居たエリアは全犬種がOKなエリアなので問題はないのですが・・・

???

微妙です。

1枚目の半ちゃんも大型犬の執拗な攻撃に、

そのワンコの飼い主さんに助けを求めてベンチの下に潜った様子。

そして、2枚目の才ちゃん。

ガッツリマウンティングされたいます。

犬にとってマウンティング行為というのは

性的な興奮を示すものと上下関係を示すものがあるそうですが、

どちらにしても

「興奮状態」

飼い主さんは特に何をするわけでもなく、

犬を制御する気も無かったようです。

そして、通常、ドッグランの中でのマウンティングはご法度。

それはマウンティングによる望まない妊娠を避けることは勿論、

マウンティングによる犬同士のトラブルを避ける意味もあります。

これはドッグランを利用する人にとっては常識です。

しかも小型犬相手では勝ち目は明らか。




この日、けんちゃんは、ある大型犬に気に入られ過ぎてしまい、

ずーっと追い回され、とうとう頭上を飛び越えられ、

鼻先に着地されるという目に逢いました。

この時、半蔵ちゃんが吠えて相手の犬を威嚇してくれたものの、

全く止める気配ナシです。

飼い主さんも制御する気全くナシ。

とうとう私が無理矢理保護することに。

それでも飼い主さんは知らん顔。

「パピーだし、仕方ないか」

とその場では思いました。




大好きなドッグランでしっぽが下がってるのを見るのは初めてです。

もう、どうでもいいみたい。

なるべく関わりたくなくなってしまった様子。

才蔵ちゃんが心配して様子を見に来てくれたりして。

さすがのけんちゃんも相当怖かったらしく、

私の膝の上から離れなくなってしまった。



犬は犬種・性別関係なく本来みんないいコだと思います。

飼い主さんはそのコがその個性を持って社会に適応できるように

躾けることを心掛けるべきだと思っています。

飼い主さんの考え方や躾によっては、そのコが

「友達を作りたくても作れない」

という一番可哀想なパターンに陥るのではないでしょうか。



大きさや犬種で差別するつもりは全くありません。

ただ、どんな犬種を家族に迎えるにしても、

その犬の特性や個性を理解するべく努力し、

それなりの覚悟と知識を持って勉強して欲しいと思います。

たとえパピーでも飼い主が呼ぶ、

制御する等の躾を全く行わないというのはどうかと思います。

やっぱり「パピーだから仕方ない」にも限度があるのではないのでしょうか。

他の飼い主さんは、パピーであっても躾けようとしており、

トラブルを起こさないようにしています。

今やワンコも核家族

自分の家に居るワンコに犬としてのマナーを教えて貰う事が出来ません。

けんちゃんは幸いにもご近所ワンコが大勢居たので、

先輩ワンコに挨拶の仕方や相手が嫌がっている時の態度を教えて貰えました。

それに加えて、人間である私が

興奮し過ぎているけんちゃんを叱って躾けることもしました。

初心者飼い主でもこれだけではあるけど考えました。

多分、みんなも考えられる筈。

犬を飼う人が急激に増えてマナー違反やトラブルも増えているとのこと。

せっかく犬を飼える環境が整って来ているんだから、

飼い主さんの意識も変えていかないとと思います。



公園から帰って来たけんちゃん。

気を取り直して元気にお散歩に行きました。

一安心です。



実は少し前にも小金井公園に行きましたが、

このコ達が来ると、みんなサ〜っと撤収していました。

どうやら有名なようです。



飼い主さん、気付いてないのはあなた達だけですよ。