また地震

昨夜の11時半頃だろうか。

比較的大きな地震があった。

それまでテレビでバラエティー番組を観て笑えていたのに、

速報が出た途端、笑えなくなってしまった。

震源近くの宮城県では震度6地震

こちらでも震度3の地震

揺れている時間が長かったせいか、震度3より強く感じた。

そしてどんどん流れるニュース映像。

背筋が凍るというのはこのことなんだと改めて思った。

被災地の皆さんの心労やご苦労に比べれば、

比較的安全な地域に居る私がそんなことを言えないとは思うが、

本当に背筋に冷たいものが走った。

あの日、自分も感じた恐怖が蘇って来て、

足ががくがく震えた。



怖い。


夜も眠れなかった。


朝も・・・というより殆ど眠れていない状態で朝を迎えた。


一人で家に居るのが怖い。


もし、また何かあったら・・・


一人で判断して何もかもやらなければならない。


私に出来るのだろうか。


あの日のように、また色んなものが倒れたり動いたりしたらどうしよう。



家に一人で居るのが怖いと出勤するダンナに言ったら


怖がりすぎだと言われた。


確かに私は地震が苦手だし、あの日以来過敏になっているとは思う。


一方の彼は日中は免震構造の会社建屋の中に居て、


他の会社の人達も沢山居るのだ。


建物に守られ、大勢の人と居る心強さを得ているのだ。


あの日だって、片付け終わった家に帰って来たから、


家の中の恐怖を知らないのだ。


だから彼には、


木造家屋に一人で居る私の気持ちは


分からないのかもしれない。


とても悲しい。


今回の事で大分見直したのにな。


もう少し相手の気持ちを理解できるオトナになって欲しい


とつくづく思う。