茶太の手術記録
先日、茶太の去勢手術が終わりました。
今日のこの記事は「自分のための記録」です。
茶太、いわゆる片タマが降りて来てない
「停留睾丸」
だったので、出来るだけ待って、もし降りてきたらラッキーという状況でした。
これまでも何度も先生に診て貰っていたけど、
「降りて来てない方は多分お腹の中」
腹部に残った方の睾丸は腫瘍等になりやすいそうで、
そういう観点からも手術を決意しておりました。
茶太、一応チワワ(デカイけど)なので、
体力も比較的無い犬種(チワワとは思えない体力あるけど)だし、
お腹の中の睾丸を摘出するとなると、
通常の去勢手術より当然時間がかかるので、麻酔に耐えうる体力を蓄えてからの手術となりました。
先週の金曜日の午後手術。
手術は無事終了し、麻酔から覚めて自力で立ってられる程、元気だったようです。
良かった。
その日は経過観察の為、一泊入院。
次の日の土曜日、茶太をお迎えに。
その時の執刀医の先生からの説明を自分の為に記録します。
20110813 茶太の去勢手術について
20110812午後去勢手術。
術後も特に異常なし。
夕食・朝食ともに完食。
<手術についての説明>
1.血液検査
全く異常なし。
赤血球・血小板・白血球のバランス良好なため、
傷がふさがりにくいことは無く、炎症も起こしにくい。
肝臓・腎臓系の値も良好で、この先すぐに大きな病気をするような可能性は低いと考えられ、非常に丈夫。
2.執刀部位について
滞留睾丸であり、左は正常に摘出。
右が腹部内に残存していたため、開腹して摘出。
左右の睾丸の大きさが異なり、特に右は著しく成長が小さい。
このため、右の睾丸は将来腫瘍となる可能性が高かったと考えられる。
そういった意味でも、今回の摘出は適切と考えられる。
3.残存乳歯
2本の残存乳歯を抜歯。もう1本あったが、根元から折れてしまったと思われ、
根元は中で溶解するため、問題なし。
4.抜歯について
表面はナイロン糸にて縫合。(上部切開部4針、下部切開部2針)
内部は溶解糸にて縫合。
10日後(8/22(月))〜14日後(8/26(金))に抜糸予定。
接合状況によっては一部抜糸もあり得る。
<術後の注意点>
1.散歩
2〜3日は控えるように。
その後は徐々に。
傷口が汚れない様なコースを散歩。
2.食事
今までと同じでOK。
ただし、去勢後は肥満傾向になりやすいので、成犬用のフードへの切り替える時期。
3.先住犬との共同生活
今までのような激しい遊びは2〜3日はNG。
その後も、見ている範囲で少しずつ遊ばせる。
留意すべきは、先住犬が傷口を舐めてしまい菌を繁殖させることである。
4.投薬その他
今回は持続性抗生物質を注射しているので、特に投薬は必要ない。
5.毎日の観察
傷口内での内出血等々により、青く腫れたり、赤くなったりすることがあるが、
余程の腫れでない場合、心配することはない。
傷口の消毒は必要ないが、傷口の状態確認は必要。
特に針の数
「上部切開部4針、下部切開部2針」
は要確認。
一昨年、けんちゃんの手術の時より落ち着いて経過を見れると思うけど、
しばらくけんちゃんと遊ばせてやったりお散歩を控えてやらなきゃいけないのが可哀想です。
「茶太、抜糸まで頑張ろうね」