マジスキー in 2013シーズン〜大回り編〜

今年もこの季節。

今回は

「私が習ったことを忘れないための記事」

で超マニアックな記事です。


3月の始め、去年と同じJとYさんとブランシュたかやまに滑りに行きました。

Yさんは今シーズン検定受ける予定だそうです。


早速ゲレンデへ。

先ずは私の大回り1本目

自分では大きく回っているつもりでしたが、このサイズと動きは中回りです。

一方、Jの大回り

ターンの弧の大きさが全然違う。

動きも、切り替え部分をゆっくり取っています。

そこでJから

「切り替え後のフラットゾーンを4つ数える位取ってみた方がいいよ。」

とアドバイス

フラットゾーンを意識した滑りの2本目。

さっきよりはターンの弧が大きくなっています。


ここで、JとYさんの大回りを確認。

私のターンの形が横にひしゃげた形状であるのに対して、

彼らのターンの形状は横方向に膨らみを持ちつつも縦に長い。

かなりきれいな半円に近いです。



私のターン形状

点線のところのターン前半があやふやな感じで横方向につぶれています。


彼らのターン形状

ターンが継続して繋がっていて、縦方向と横方向に大きくスペースが取られています。



これが今年求められてる

「スペースが広い滑り」

の様です。


私の場合、ターン前半の動きがよくない。

ターン前半の外足の動きが遅れているので

ターン後半に慌てて外足を持ってくることとなり、

板が横に向き易く、

ブレーキング要素となりターンの形状も横にへしゃげた形状となる。

そこで、フラットゾーンを多めに取ることで縦方向の距離を稼ぐと共に、

ターン前半の外腰をちゃんと回すことを意識。

今までより縦長且つ横方向の幅があるターン形状になっています。

また外腰を回すことを意識しているため、

ターン前半から外スキーがちゃんと回って来てるので

ターン後半での雪の巻きあげが少ない内に次のターンへの切り替えに入れています。


最後にもう一度彼らの滑り。

私が思うに、今の滑りは板の上に乗り続ける動きが求められていると思います。

昔は板がこんなに回らなかったので足元をひねってくの字を作ったりしました。

今は板の上の常に同じ位置に乗ることで板を操作する感覚なのだと思います。

なので、彼らの滑りを見ると、ターン途中で板の同じ位置に乗るためのくの字を作っています。

幅方向のスペースを広く取るためには体よりもずっと外側に板を位置させる必要があります。

その状態で上体を内側に倒し過ぎると、板がすっぽ抜けて操作出来ないので

くの字風な体勢で板の操作性も確保していると思われます。



と、超マニアックな内容となってしまいましたが、私の記憶を整理した記事なのでご勘弁下さいまし。

ツイッターなんか見てると技術選ももう始まるみたいですね。
Oガサカのキャンプで去年教えて頂いた渡部先生、今年教えて頂いた梨田先生も予選にエントリーされてました。お二人とも頑張って下さい!
そんな雰囲気につい刺激されてこんな記事書いちゃったのかも。(^_^;)