犬の本能〜怖がる基準が「全く分からない」(ガリレオ風??)〜

けんちゃんを迎えるまで、
私もダンナも金魚や虫以外の「動物」を飼ったことがありませんでした。


そして、
「動物は『火』を怖がる」
ものだと信じていました。


去年の夏の終わり、花火をやってみました。

と言うのも、
お向かいのゴールデンレトリバーのクライスちゃんとご家族が
花火で遊んでいるのを見てうらやましかったからです。
クーちゃん(クライスちゃんの愛称)は、非常に迷惑そうでしたが・・・。


さて、ウチの「わんぱく犬・けん」は、どうだったかと言うと・・・。


写真のように、
「花火大好き!!」
花火が「火」で「火が熱い」って分かってないのでしょうか??
しかも、花火を捕まえようとしています


????

今まで信じていた
「動物は『火』を怖がる」
という常識を覆す結果に。


私もダンナも
「ビミョー」
な気分。


けんちゃん、動物の本能・・・無いの??



その一方で、花火を怖がらないけんちゃんにも
「苦手なもの(怖いもの??)」
があります。


お散歩デビューした頃は、
「踏み切りの遮断機」の音や「シャッターが閉まる音」なんかも怖がっていましたが、
これは2回目からは「全然平気」になってしまいました。


今でも怖いのは
「お布団を叩く音」
らしいのです。
そうです。お布団を干した後なんかに、布団叩きで叩きますよね。
あの音は、何度聞いても、逃げようとします。
何故だか、
「全く分からない」(ガリレオ風??)
のです。



最も怖がったのは、
「和太鼓の演奏」
でしょうか。
去年の秋、お天気が良かったので、
いつものドッグカフェでお茶してから公園に行こうと、
ドッグカフェでお茶してました。
その日は、たまたま近所で地域のフリーマーケットのような催しが行われていました。
その出し物として
「和太鼓の演奏」
が大々的に行われたのです。

今までに見たことが無かった位に怖がって、吠えまくっていました。
確かに、人間ですら、お腹に音が響くほどの大音量。
おやつで宥めようとしましたが、効果無しです。
もう1匹、ワンちゃんが店内に居ましたが、
そのコも怖がって飼い主さんによじ登っていました。


カフェのお姉さんが、見るに見兼ねて
「余ったパンの切れ端」
を持って来てくれました
最初は、もう1匹のワンちゃんのところへ。
そのコは吠えてはいなかったので、パンを貰って黙っていました。


次に、けんちゃんのところへ。
でも、ここで「ただでは転ばない犬・けん」


パンを貰う時は、
「おすわり」
して貰い、食べたらすぐに吠え、


またパンを差し出して貰ったら
「おすわり」
してパンを貰うという


「椀子そば」ならぬ「ワンコパン」状態。
結局、持って来てくれたパン6個のうち、5個をあっという間に平らげてしまいました。
恥ずかしかったー。


あまりに怖がるので、お茶を切り上げて、退散。
けんちゃん、カフェの後の公園を楽しみにしていたハズなのに、駐車場に一目散。
背中からは
「ワタクシ、帰ります!!」
吹き出しが見えました。


これは一般的に犬が怖がる基準に当てはまっていると思うので、仕方ないけど、
「パンを貰う時だけ、怖くなくなる」って。
「全く分からない」(再びガリレオ風??)
のです。



そして、
「オジサン〜おじいさん」
位の年配の男性も苦手です。


新聞配達や郵便屋さん、宅配便、工事をしてる方等の男性は
「むしろ好き」
です。


でも、もう少し年配になると、
「突然、苦手(怖い??)」
になってしまうのです。


犬を飼っている若しくは犬に慣れている、犬が好きな
年配の男性には比較的なつくのですが、
女性になつくのとはちょっと違ってて、
最初はかなり警戒しています。


お隣さんのご家族の中でなつかないのが
「お父さん・おじいちゃん」
後の
「お母さん・おばあちゃん・お嬢様方」
は大好き。

ご家族が揃っている場合でも、
「お父さん・おじいちゃん」
には、ほぼ見向きもしません。
「お母さん・おばあちゃん・お嬢様方」
には、愛想を振りまきまくりです。


一体どういう基準なの??


それは、「動物の本能」なの?
「男の本能なの」??
「全く分からない」(しつこいけどガリレオ風??)
のです。


「けんちゃん、
今日のお散歩は
どんなコト・どんな人に会えるかな?」

肝心の「ヤツ」は、まだ、朝寝中ですが・・・