反省・謝罪・後悔・遠回しな表現・察する

変なタイトル。


でも、コレ、昨夜起きた出来事です。



今日、ダンナはあれだけ色々やらかしつつ、

平然と帰宅しました。



私は、彼からの連絡が無いので、

早く帰れなくなったのだろうと「察して」、

体調が悪いのをオシテ、掃除や、

けんちゃんの散歩の準備をしていました。



本音を言えば、

「けんちゃんとだけでお散歩」

に行きたかったのです。

(彼と一緒に歩くことさえイヤだったのです。)



それに、やっと、自分で

「お散歩に行ってみよう」

という気持ちになれたのです。



私にとっては、

少しだけだけど、回復の兆し。



ゆっくりしか動けないけど、一生懸命用意していました。



そこへ、彼が帰宅。



一昨日、昨日、今朝のことを

「一言も詫びることなく」、

「けんちゃんのお散歩行って来る。」



・・・


人として、「順番違う」んじゃないんですか??



そこのアナタ、

「反省」

って日本語知ってますか??



「謝罪」

って日本語知ってますか??



「反省」

とは、国語辞典によると、


(1)振り返って考えること。

過去の自分の言動やありかたに間違いがなかったかどうかよく考えること。


(2)〔哲・心〕〔reflexion〕注意・感覚・思考など、意識の作用を自分の内面、自己自身に向けること。

何らかの目的や基準に照らしつつ行われる判断であり、

普遍原理の窮極的把握そのものとは区別されることが多い。

ヘーゲルがカント・フィヒテなどの哲学を、

現実の具体性にいまだ媒介されていない抽象的な内省、

理性に至らぬ悟性的思惟による反省哲学と呼んだのはその意味による。




「謝罪」とは、国語辞典によると、

罪やあやまちをわびること。



「後悔」とは国語辞典によると、

あとになって悔やむこと。



これらの言葉は彼にとっては全く

「無縁」

な言葉なようです。



一般的な人は、


「何か相手に不快な思いをさせる」

「反省する」

「謝罪する」

「後悔する」


という風に思考を巡らせると思いますが、

彼の場合は、「違う」らしい。



「何か相手に不快な思いをさせる」

「相手に指摘されて『いやいや反省する』」

「相手に指摘されて『表面上謝罪する』」

「後悔する」の部分はナシ。



「後悔」しないから、「一度、謝罪しとけばOK」なのです。

人間、「後悔」すれば、相手が納得するまで、許してくれるまで、

何回か(永遠にとは言わないけれど)謝罪すると思うのですが・・・。



しかも、「謝罪」は自主的なものではないから、

いつも「指摘された」ことを復唱して1度謝るのみ。



これを毎回毎回されて、怒らない人間っているのでしょうか??

私がおかしいのでしょうか??



呆れるやら、腹が立つやらで、黙っていたら、

「良かったら、お散歩、一緒に行かない?」

と言って来ました。



私にはどうしても彼が許せなかったので、

「遠回しな表現」で

「速く歩くのがちょっとツライから一緒に歩けないし、

(実際、途中で座り込みそうに辛かった)

あなたが居ると、けんちゃん早足になるから、

とてもついていけないから」

と断りました。



以前にも、少し体調が悪い時に、

途中で座り込んでしまったことがありました。

彼は、立ったまま、私を見下ろすのみ。

介抱しようとするわけでもなく、心配するわけでもなく、

見てるだけ。

一緒に居ても苦しいのは私だけなのです。

そんなのは二度とごめんです。



遠回しな表現、理解出来ないようでした。

そこで、ハッキリ、

「けんちゃんとだけなら散歩に行く」

と言ってみました。



ようやく、

「俺が居るのが嫌なんだよね」

は〜。ほんの少しだけど、正解に接近。



そうです。

今、あなたと一緒に居ること自体がイヤなのです。

やっと分かりましたか。



彼は、自分自身が私に一緒に居て欲しい時には、

とても強く一緒に居ることを要求します。

他のこともそうです。

彼の要求は私は必ず呑まねばならず、

私の要求は跳ね返されるのです。



彼には、相手の気持ちを「察する」ことが出来ないようです。

そういう態度で相手がどう思うかを理解出来ないのです。


「察する」とは、国語辞典によると、

(1)隠された事情などを、外に表れた様子などから感じ取る。推測して了解する。

(2)他人の気持ちをおしはかって同情する。おもいやる。

(3)詳しく調べる。



ようやく、私がすごく怒っていることに気付いたらしい彼。

その後は「イジケ」てました。

決して、「反省」や「謝罪」や「後悔」は無いようです。

お母さんに怒られた子供よりタチが悪いです。



これらの「日本語」、

大人なら知ってると思うのですが、

標語みたいにして、家中に貼ってやろうかとまで思ってしまいます。


あ〜あ、いつまで

「のほほんじゃない生活」

が続くんだろう・・・。


ゆううつです。